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北摂の結婚相談所セルマンカウンセラー中西です。セルマンでご紹介しているブログの記事数が300タイトルを超えました。会員さまサポートから感じたことやセルマンであったこと、婚活をする時のちょつとしたテクニックや心掛けておくことなど、いろいろとお伝えしてきました。これからも婚活をする方のための成婚のヒントをブログで発信していきます。
さて、今回のブログはテクニカルなことをご紹介させていただこうと思います。
みなさんは「目は口ほどにモノを言う」と言うワードって耳にしたことはありませんか？口に出さずとも目線の動きで相手の気持ちがわかる、と言う意味で特に急に動揺したときや、とっさの出来事にリアクションする時に、表情の一部から相手の気持ちを感じ取ることができます。
今回は相手の目線の動きから何を考えているのか？というものをお伝えしたいと思います。
男女の会話から相手の話す言葉の裏側を視線から感じることができますので、ご一読いただければと思います。
⚫︎目の動きは人の感情とリンクしています。
冒頭にもお伝えしたように、人間は咄嗟な出来事があった時表情にあらわれます。みなさんも相手の喜怒哀楽を表情から察することができると思います。それは相手の頬や首、口元や目の動きだから感じ取ります。特に目の動きは相手の心模様をあらわしていて、緊張や不安も無意識に目の動きとしてあらわれています。
⚫︎相手の気持ちを読み取れるアイ・アクセシング・キューって何
この目の動きにある一定の法則があります。約9割くらいの方があてはまるもので、上下左右視線の動きから、相手の思考を読み取ることができます。これはNLP（神経言語プログラミング）と言われる心理学の中にあるカウンセリングで用いられる手法でアイ・アクセシング・キューと言われるものです。
●NLPとは
1970年代にアメリカで体系的に確立された心理学の1部で、様々な人種や価値観が混在する中での他者とのコミュニケーションを短期間で確立するために用いられる手法の１つです。トラウマを解消したり、自身がなりたい自分になるために必要なノウハウもこの心理学にあります。アメリカではオバマ大統領、クリントン大統領 ロナルド・レーガン大統領はNLPを学び演説で活用したことでも知られています。レディ・ガガやタイガー・ウッズもNLPを学習しており、日本でも多くの有名人や著名人がNLPのノウハウを習得しています。
⚫︎相手がみる視線から何がわかるの？
この画像をご覧ください。
正面から見て左側が右目、右側が左目になります。（あなたから見た相手の顔）
相手が右に視線を動かすと未来を想像し、左に視線を動かすと過去を振り返ります。そして上を見ると情景をイメージし、水平に見ると耳から入るイメージ、下に見と自分の気持ちにアプローチしていきます。人は頭の中で何かを考える際、この図にあるように本能的に目線を動かします。
●相手にこのような質問をするとします。
Q1.昨日の晩御飯は何を食べましたか？
相手の視線は右に動き（本人は左）過去の記憶を探る
Q2.将来何になりたいですか（あなた仕事のの目標は何ですか？）
相手の視線は左に動き（本人は右）未来を思い描く
質問を受けた側はどちらかに視線を動かして思考をします。
Q1で視線は左（過去）を指し、それにプラスして
視線が上を見ているのなら
視覚優位となるので、晩御飯が出て来たもの（見た目）を想像しながら話しています。
水平に目線を送っているなら
聴覚優位となるので、その時耳に入る情報を記憶からたぐりよせています。
下に視点を落としているなら
身体感覚優位となるので、料理の味が記憶の中にあります。
Q2はで視線は右（未来）を指し、それにプラスして
・視線が上を見ているのなら
視覚優位となるので、10年後の年収○○万円になる！を想像しながら話している。
・水平に目線を送っているなら
聴覚優位となるので、なりたい自分になった時の周囲の反応（自分が部長になったら憧れのあの人と対等に会話ができる）を想像しながら話しています。
・下に視点を落としているなら
身体感覚優位となるので、嫌な上司からのプレッシャーから解放される。まわりから自分のを想像しながら話しています。
※Q2の想像した回答は例です。
このように相手への質問から、目線の動きでどのようなパターンで物事を考えているかがわかります。
●人の意思決定は3つの動機付けがあります
人には何か行動を起こす時や意思決定をするの動機付けは、この3つの優位性から成り立っていて、３つともバランスが取れている方は少なく、どれかのウエイトが高くどれかが低いのが一般的です。
①視覚優位・目に入る情報（数字や文字）
②聴覚優位・耳に入る情報（他者からの助言）
③体感覚優位・感情や身体から得る情報（感動した、寒い、暑い）
一般的に男性は視覚優位が強い傾向にあります。視覚5:聴覚3:体感覚2の比率
男性は、数字や文字やそこにあるもの（そこにある事実）を基準に、するorしない、良いor悪いの判断をする傾向があります。
また女性は体感覚優位が強い傾向にあります。視覚2:聴覚3:体感覚5の比率
女性は「感動した、気持ちが高ぶった、直観的な感情」などをきっかけとして行動に起こす傾向が高いと言われています。
●アイ・アクセシング・キューで相手に対してどんな事ができるの？
先ほどお伝えした視点の動くパターンを基に相手が何を優位にしているかを判断することができます。まずは相手にいろいろな質問をすることで視線の上、水平、下、どこに視点を向けているのかを注意深く見てみることです。
上向き視線が多い→視覚優位・数字を基にした会話
水平き視線が多い→聴覚優位・聴覚をベースにした会話
下向き視線が多い→体感覚優位・体感覚を基にした会話
そしてそれを基にその方の優位性に合う会話をしていくと、相手はあなたの話しに興味を持っようになったり、相手の記憶に深く残るようになります。
お見合いや交際時での会話の中で、この手法を取り入れてその方の持つ優位に合わせた会話をすると、相手は早い段階であなたに対して自己開示をしてきたり、無意識レベルで「あなたがが好きになった」と言われてしまう効果を得ることができます。
会話例
会話例を用いて、視覚、聴覚、体感覚優位に合わせた言葉の使い方をお伝えしていきます。
例・4月に行った沖縄旅行はとても過ごしやすかった。
視覚優位の相手には・「半袖でも大丈夫で最高気温は26度くらいだった」
聴覚優位の相手には・「一緒に行った人とは夏前くらいの気候だねって話しをしていた」
体感覚優位の相手には・「半袖でも快適で風が気持ち良かった」
例・新春初売りのハワイ旅行格安プランの予約を取れた
視覚優位の相手には・「今年の6月に行くハワイ5泊7日・ハイクラスのホテルを利用して1人○○万円で、予約開始日の10時から速攻で電話して予約できた」
聴覚優位の相手には・「ハワイに行ったら〇○のホテルに泊まりたい！ってみんなが言う、○○ホテルステイのハワイ旅行！格安で予約することができた」
体感覚優位の相手には・「芸能人やセレブも利用するハワイで人気○○ホテルに泊れるなんて夢みたい！格安で予約することができた」
この3つの感覚優位を基に話しをすることで、相手の意識にスーッと入っていくものです。
この言葉を聞いた相手は「将来はあなたと一緒に旅行に行きたい」と意識付けするかも知れません。
●広告宣伝でも視覚聴覚体感覚効果が用いられていたります
実際に商品を販売する時にもターゲットを明確にして
視覚、聴覚、体感覚を元に広告宣伝がされていたりまます。
あなたはこのような広告宣伝を目にしたことはありませんか？
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◆視覚優位者向けのキャッチフレーズ
・短期間で10キロのダイエットが期待できる
・6カ月であなたの髪はフサフサ
・これであなたも20代の頃に戻れます！
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◆聴覚優位者向けのキャッチフレーズ
・入手困難と噂の！あの商品が数量限定で販売
・有名パティシエも大絶賛「こんな美味しいスイーツ食べたことがない！」と言わせた○○が先行販売！
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◆身体感覚優位者向けのキャッチフレーズ
・スベスベ肌を実感！このクリームであなたも綺麗に
・あったかさに包まれながら深い眠りに
・みんなが振り返る！この春のオシャレアイテム♪
これをらを見ると、3つの感覚を基に宣伝されているのがわかると思います。
●目線の動きで相手の嘘を見抜けられます
このアイ・アクセシング・キューで相手の過去の話しや、将来の話しをするときの目線の動きがわかるようになると、相手の嘘も見抜くこともできます。
あなた・「昨日はたしか友達に会うって言ってたけど、どこに行ってたの」
相手・「いや、友人と〇○に行ってた」
この時に相手の視線は左方向を見て（本人は右方向）話しをしていたら、過去の出来事を聞いているのに目線が未来を創造している（事実ではないことを想像している＝作り話し）と判断できます。
●視線の向きを変えて自分の悩みや不安も和らげることもできたりします。
先に紹介したように、人は悩みが不安があると内部対話の方向に視線を向ける傾向にあります。あなたは悩んだ時や傷付いた時って下を向いていませんか？逆に嬉しいことがあった時って目線は上を向いているませんか？この視線の方向を利用して自分の脳をだますといった方法があります。
「見上げながら悩んでみる」
実際にやってみると見上げながら悩むのは難しいと感じるとおもいます。もしあなたに不安や悩み嫌なことがあったら上を向いて悩んでみてくたさい。上を見ているうちに悩みが軽減されたり、ポジティブになることが頭をよぎることもあります。
余談ですが、腹が立った時、竹中直人さんの芸にある笑いながら怒ってみるとすぐに怒りがおさまりそうですねw
●婚活のシーンでも感覚優位を上手く利用してみませんか。
結婚相談所ではプレ交際のシーンで、会話の中からアイ・アクセシング・キューから視線の動きを見てみると、この人は「目に入るものに引っかかる」「耳から入るものに敏感かも」「感情や気持ちの部分を重視している」と判断しやすくなります。あと会話の中で、数字や情報を基に話しをする、あの人が言っていたや噂話など、擬音語を多用する、など会話の中かから、それぞれの優位性を感じとることができます。その優位性を基にコミュニケーションを取っていくことで、相手をリラックスさせることもできます。そこからお互いの関係性が良好に保つことができます。
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●まとめ
ここでご紹介をしたアイ・アクセシング・キューですが、まずは仕事やプライベートで直接顔をあわせるシーンで「昨日の食事」「週末何してた」といった簡単な質問から、その方の視線を向けるパターンを読み取ってみることからはじめてみませんか。相手の視線の動き方を見ると新たな発見があるかも知れません。
このアイ・アクセシング・キューという手法は海外ではビジネスパーソンやネゴシエイターと言われるプロの交渉人も用いている手法です。これであなたも婚活交渉人になれるかもです。
NLP（神経言語プログラミング）プラクショナー資格を有する結婚相談所セルマン中西からテクニカルな内容をお届けしました。
このブログをご覧いただいた方に素敵なご縁が訪れますように！
・NLPプラクショナー認定資格
「全米NLP協会」 「日本NLP協会」
カナダ Success Strateties 社／シェリー・ローズ・シャーベイ認定
「LABプロファイル® プラクティショナー」
結婚相談所セルマン代表の中西です。婚活サポートから得たフィードバックを基に独自の目線でブログを書いています。このブログをご覧頂いた方が、これから訪れる出会いのシーンで役立ってもらえたら嬉しいです。
