初対面の方や出会ってまだ日が浅い人と話しをするのって誰もが多かれ少なかれ緊張はするものです。
会話をする時に緊張をすると人の思考や行動は「正しい事をしなければならない」「間違えてはならない」に引っ張られてしまいます。これまでの人との出会いの中で、ぎこちなくなったり、空回りしたり、プライドからか自分らしくない発言をしたり、失言をした経験ってありませんか。
●正しい話しをする人でなくお役に立てる人になる
人との関係を築く上で、正しい事、間違えない、は必要なことなのですが、その気持ちが強くなると、相手に対して不快な思いをさせてしまいます。押すと相手が引くといった法則があるように、自分が正しく!といった強い気持ちで話しをすると相手は「もう会わなくていいかな」となってしまうのです。
あなたが勤めている会社で、懸命過ぎるほど仕事に取り組んでる人や、無理に頑張ってコミュニケーションを計ろうとしている人って、なぜかあまり近づきたくない、あまり話したくないって思った経験はありませんか?
「正しく話そう」といったことも同じように、そうすればそうするほど、「なんだか嘘くさい」「演じてるの」と相手は違和感を感じてしまいます。
もしあたたが初対面の人やまだ会って日が浅くて、会話に自信が持てないと感じているのなら、上手く話そうとするのでなく、出会った相手の「お役に立ちたいの」心掛けを持つと、あなたのその姿勢に相手もあなたの言葉に耳を傾けるようになり、興味も持ってもらえるようになります。
●人の評価は好き嫌いで判断される
ビジネスもプライベートも人との関わりの中では感情に基づいて動いています。人の本音って正しいことよりも「好き嫌い」で判断しています。それはあなたの知人友人、職場の人やあなたの上司、そしてあなたのご両親や兄弟もです。
そのように日常の会話においても正しい話しを話すのではなく好かれる話をすることが、「あなたとまた会いたい」と思われるためのポイントにもなります。
●ビジネスでも売ろうとすると相手は拒絶する
ビジネスでも営業の方で成果をあげている方は、自分の売りたいものにおいて一方的に話していません。そんなことをしてもお客様は買ってくれないことは理解しています。まずはお客様から好きになってもらってから商品を販売しています。お客様に役立つ耳よりな情報をお伝えしたり、困っている事に対して自身が貢献できることで問題解決に繋げる事で、お客様との信頼関係を築いています。
「モノを売ろうとする」→「相手は買わされる」
では継続的に良好な関係を築くことはできませんし、正しく商品説明ができるだけでは客様って商品は買ってはくれません。
●男女の出会いも同じです
婚活の出会いでも同じことが言えます。お見合いでは「また会ってみたい」、プレ交際では「もっとあなたのことを知りたい」、真剣交際のシーンでは「あなたと一緒に幸せになりたい」と言うように、出会った相手に好かれなければなりません。あなただけが好きになっても相手がNOとなれば前に進みません。また交際のシーンではお相手の方はあなた以外に交際をしている人がいます。そのライバルから選ばれなければならないのです。
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出会った相手はあなたの正しい話しだけでは心を開きません。特に男女の出会いでは普段以上に警戒心が備わっています。出会った相手に「好かれる話し」をしなくてはなりません。先にご紹介したように相手に好かれるためには「お役に立ちたい」気持ちを持たなくてはなりません。
相手に対して役立つにためには
「相手を緊張させない」
「相手の話に興味を持ちきちんと反応する」
「相手を大事に扱う」
「この出会いに心から感謝する」
その気持ちを持って相手と接することができれば、自身から出てくる言葉は相手の心に必ず伝わります。それは今心掛けたからと言ってもすぐにできないかも知れません。仕事やプライベートでかかわるる全ての方に「この人に役立てることは何か」の視点を持つことを心がけ言葉にすれば、相手のリアクションは変わるはずです。その経験ができれば男女の出会いのシーンでもその力を発揮することができます。
正しい話しより好かれる話しをする
それができればこれからのあなたの人生は大きく変わると言っても過言ではありません。
結婚相談所セルマン代表の中西です。婚活サポートから得たフィードバックを基に独自の目線でブログを書いています。このブログをご覧頂いた方が、これから訪れる出会いのシーンで役立ってもらえたら嬉しいです。