「普通だったらこんなことはしない」
「私はこんなことしない。普通ならこうするはず」
「考えられへん!普通こうするでしょ」
こんなフレーズを耳にしたことはありませんか?
感情的になって、相手は間違っている、私は正しいんだ、と言う気持ちがそのようにさせるのかも知れません。そう思う気持ちとてもよくわかります。”腹が立つ”、”悲しい気持ちになる”、”相手に対して期待していた”、そんな感情が入ってしまうと、そのようになってしまうかも知れません。
でも。あなたのまわりに、”普通なら”言葉にして他者の文句を言っている人って、いませんか?普通なたこうだろう!と連発して文句を言っている人に限って本人も気が付かないところで、他者から同じように文句を言われたり、対人的に一定の距離を取られていたりしてるものです。
相手を攻撃する武器を持っている人にあまり近づきたくないですし、係わりたくないですよね。普通っていう意義ってどこにあるんでしょう。普通と思ってしている事が相手にとっては普通ではない。けど別の人からすると「普通やん」となる場合だってあるんです。
人にはそれぞれ価値観があります。
人を困らせて喜んでいる人。自分を守るために人を陥れる。なんていう価値観は間違ってるますし、そのような人に対して「普通じゃない!」と言うフレーズが出るのは当然だと思いますが、自分にとって不都合と感じた瞬間に自分の優位性を保つために、普通と言う言葉を用いて相手の文句を口にしたり、その人の人間性まで否定したりするのは、普通じゃないな、と私は思ったりしています。
それぞれ違う価値観が引っ張り合うことで世の中が成り立っています。だからこそ人から必要とされていますし、困った人がいたら協力したり助けたりするんじゃないのかな?なんて思ってます。
婚活で出会った人に対しても同じことが言えるんです。婚活では通常の出会いとは違い、相手が持つ人柄やキャラクターよりも先に見えるのはその人の価値観。価値観の部分からその人のことを知っていくのは難しいかもしれません。ですので交際のシーンでは”自分はこんな人です”をたくさんを話し合ってほしいんです。
ひとりで勝手に妄想せずに、いろいろと聞いてみたり自分のことを話してみると、その方の考えや思っていることが理解できたりするんです。あなたが相手を見ていたスコープは違うものだったのかも知れません。交際当初はあまりいい印象ではないけどじっくりとお相手の方と向き合ってみると、相手に対する印象はガラッと変わることもあります。
じっくりと話しをして価値観が違うな!と答えが出れば次のご縁に触れて行けばいいんです。価値観が違ったとしても理解をした上で判断なので相手に対して「普通ならこう!」といったフレーズは出なくなると思います。
価値観をじっくりと確認した経験は、後訪れてくるご縁のチャンスを活かすことができます。
「人それぞれに価値観があります。価値観が違っていたとしても相手を批判しなようにしましょう」
あなたの持つ価値観の地図は領土でないんです。
もしご自身が、価値観の違った人に対して、過剰に反応してしまっていると感じる所があるかも!と思われているなら、頭の片隅にでも留めてみて頂ければと思います。
この先に訪れで来るご縁のチャンスはグッと高くなりますよ^^
吹田市・豊中市・北摂エリアにある結婚相談所セルマン
結婚相談所セルマン代表の中西です。婚活サポートから得たフィードバックを基に独自の目線でブログを書いています。このブログをご覧頂いた方が、これから訪れる出会いのシーンで役立ってもらえたら嬉しいです。