大阪北摂の結婚相談所セルマンです。
結婚相談所での活動でプレ交際から真剣交際のステージに進むと、結婚相談所のステージでのゴール「成婚」という文字が見えてくるようになります。真剣交際になると、プレ交際にある他の方とのお見合いや交際もせずに、1:1で交際を進めるステージとなります。
未経験の方からすると「真剣交際=成婚」と認識する方も多いと思います。ですが実際に真剣交際に進んだステージで破局になるケースもあります。
IBJが発表する成婚白書のデータでは真剣交際に進んだ2~3割弱の方が破局しています
お互いに納得して交際終了となるケースは少なく、成婚に向けて気持ちが進んでいる一方で、どちらか側の気持ちが付いていかず「交際終了」の答えを出してしまいます。
結婚相談所で破局にならないためにも、真剣交際でおさえておきたいポイントと注意点をお伝えしていきたいと思います。真剣交際のステージにいる方をはじめプレ交際、活動前の方にもご覧きたと思います。
●プレ交際と真剣交際に違いって何
・プレ交際とは
結婚相談所ではお見合いをしてお互いに「次も会ってみたい」となると交際のステージに進んで行きます。この時点での交際はプレ交際となり、他の方とのお見合いや交際もできます。交際する方と同時に他の方を見るとこができるメリットもあります。
セルマンでも複数交際をおすすめしています。それぞれの方の長所などを相対評価ができるメリットがあります
他の方とのお見合いや交際をする中で、A男さんと価値観があっている事がわかった
B子さんと交際してA子さんの良さをあらためて感じることができた
プレ交際にはこのようなメリットがあります
関連記事・結婚相談所の仮交際・真剣交際とは?
・真剣交際とは
プレ交際を進め「この人と成婚を見据えた交際をしていきたい」となると、カウンセラーに真剣交際に進みたい旨を伝えてもらい、交際相手側のカウンセラーさまと意思の擦り合わせと行います。
お互いに交際を前にすすみたい気持ちが確認できれば男性から女性に真剣交際に進みたい旨を伝えて頂きます。
真剣交際に進んでほしいです
よろしくお願いします
女性から男性に真剣交際に進みたいと言うケースもあります
結婚相談所での最大の山場は、プレ交際から真剣交際に進む時です。この大事な所で意思疎通ができていると成婚までトントン拍子に進んで行きます。
●真剣交際から成婚までの期間は?
セルマンが加盟するIBJでは、3ヶ月ルールと言うものがあり、交際をして3ヶ月までを目途に「交際相手と成婚に向けて交際をするかしないか」を判断しなければなりません。真剣交際を含め最長6カ月まで交際することができます。
プレ交際から早い方で3回目のデート、多くは6回前後のデートで真剣交際に進むケースが多く、週1ペースでデートをすると交際開始から1~2ヶ月程度で真剣交際に進み、そこから2〜3ヶ月程度で成婚を迎えます。
実際に当相談所で成婚される方の交際期間は(プレ交際から真剣交際そして成婚まで)4ヶ月前後、早い方で2ヶ月で成婚を迎えられています。
結婚相談所ではご縁のギアが噛み合うと、成婚まで一気に加速して行きます
⚫︎真剣交際から成婚までの流れ
真剣交際に入り成婚までの流れはざっとこのような流れになります。
⚫︎お互いの結婚観の擦り合わせ
↓
⚫︎結婚指輪選び(成婚後にするケースもあります)
↓
⚫︎双方の親御さまへの挨拶
↓
⚫︎プロポーズ
親御さまへの挨拶は、プロポーズ後にすると考える相談所もあります。
どこまで交際が進んだら成婚になるの?
このように感じられる方も多いと思います。
成婚とは、真剣交際に進み、双方の親御さまに挨拶をして了解を得た上で、男性から女性にプロポーズをして女性がOKをし、カウンセラーも会員さまからプロポーズの報告を受け確認ができた状態を指します。
親御さまへの挨拶は形式張ったものではなく、自己紹介の軽い挨拶をして頂く程度でもよく、親御さまがどのような方と交際をしているのかを確認してもらうためにあります。
成婚した後に前触れもなく突然に「結婚するから」と言われると親御さまも驚いてしまいます。
結婚は本人同士だけでするものではなく、双方もご家族との繋がりも出てきます。結婚後も良好な関係を構築するたにも、順序立てて成婚までコマを進めることも大切です。
●真剣交際のステージで交際終了になる理由の多くはこの2つが原因
真剣交際に進み交際を進めて行く中で、お互いに気持ちが前に進んで行くと成婚を迎えますが、中にはどちらか側に気持ちの面でズレが生じてしまい、交際をするのが難しいと感じるようになり、交際終了を決断するようになります。では、どのような理由で交際終了になるのでしょう。
・隠し事をする
自己PRに書いていないこと(親や兄弟、金銭面や宗教面など)や結婚後の住まいの条件などの制約があるなど、隠している事は早くに打ち明けましょう。最後まで隠し通してもいずれかはわかります。
隠し事をしながら婚活をするなら、自己PRやお見合いの場で開示して活動をしたほうが気持ちも楽ですし、自信を持って活動する事ができます
・真剣交際に進んだら結婚できる!という勘違い&安心感から気持ちの緩みが生じる
細かな理由は色々とありますが、この根底にあるのは「真剣交際に進んだら大丈夫!」という変な安心感を発端にして、色々な問題が生じるようになります。真剣交際に進んだら結婚までオートマチックで進むと思われているならそれは大きな勘違いです。
確かに、ご縁の中にはトントン拍子に成婚まで進むケースもあります。ですがそこにはお互いに結婚に対する価値観や気持ちの面がプレ交際すぐの段階からお互に確認して理解できているという、気持ちの基礎が構築されています。
超速で成婚までコマを進む方の多くはプレ交際のステージで既に真剣交際時に話すことや確認することができています。
プレ交際で何となく真剣交際に進んでしまうと、先に紹介した「結婚ができる」という気の緩みが生じてしまい、何となくな交際に進んでしまいやすくなります。お互いに確認すること、不足している感じた側は気持ちが付いて行かなくなります。交際していても気持ちのズレが生じてしまいます。
ほんとうにこの人と結婚していいの?かわからなくなってきた
このようになると、破局へ向かってご縁のボールは転がり落ちて行きます。
ではそうならないために、どのような事を確認する必要があるのでしょう。次の章でお伝えいたします。
⚫︎真剣交際でほんとうに確認しておきたいこと
真剣交際に進んだ際には、先にもご紹介をしておりましたが、お互いの気持のシェアをじっくりとする必要があります。自分は結婚をしてどのような生活をするのか、結婚後のライフスタイル、交際相手に対して「自分はこう思っている、こう感じている」を話し合う事で理解できる関係性が必要になります。お互いにこの人と結婚をして幸せになると気持ちが固まります。そうなるとあとは2人で楽しくデートをしながら、成婚までにしておくタスクを進めて行けばいいのです。
* * *
真剣交際に進んだ方にカウンセラーからお伝えしたい事があります。
「真剣交際に行くとはそう言う事じゃないか」
「相手もわかっているだろう」
特に男性の方はこのような考えを抱きがちです。
このような気持ちだと相手から交際終了されてしまいます!
・まとめ
真剣交際から成婚までスムーズに進めるためには、真剣交際になった早いタイミングで、お互いの価値観、気持ちの確認作業をしなければなりません。先にご紹介したようにプレ交際で確認作業ができている方は成婚まで楽に進みます。
結婚相談所は結婚を目的に活動をしています。気持ちとか愛情とか感情のところを差し引くと、結婚相談所での確認作業はこのようになります。
僕たちは結婚するために出会いましたね。それだったら、結婚に対する考えとか話し合いましょう!
そうですよね、それで違ってたり合わなかったら別の方と出会いましょう
結婚相談所での交際期間が短いですが、短い期間だからこそ価値観や気持ちのシェアを深くすることでできるメリットがあります。
恋愛交際では長期交際を経て結婚をして行きます。お互いの信頼関係などは構築されていますが、結婚をして一緒に住むようになって、交際中に気付かなかった事や、お互いの価値観の違いを知るようになり、そこから気持ちのすれ違いが起こり、最悪の場合「離婚」になってしまいます。
結婚相談所での活動は、恋愛交際でできない、結婚生活を進めるために必要な確認作業ができるというメリットがあります。
結婚相談所では結婚をしても良好な夫婦関係が築けている方が多い、と言われるのはそこにあるのではないでしょうか
結婚して何年、何十年を経ても「この人と結婚をして良かった」そう思えるようになるためにお互いの気持ちを深堀するようにして行きましょう。
このブログをご覧いただいた方が真剣交際から順調に成婚に向かわれるよう願っています!
セルマンでは成婚まで進む上で心掛けておきたいことや交際のポイントなど会員さま1人ひとりに合わせてお伝えしています。
結婚相談所セルマン代表の中西です。婚活サポートから得たフィードバックを基に独自の目線でブログを書いています。このブログをご覧頂いた方が、これから訪れる出会いのシーンで役立ってもらえたら嬉しいです。