大阪北摂の結婚相談所セルマンです。ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は仮交際(プレ交際)で男性がアクションしておきたい、3つのことについて紹介して行きたいと思います。
一般的な恋愛交際での結婚までの流れは、男女が出会いデートに誘って、何回かデートをして、徐々にお互いの気持ちが近くになって交際がスタート。そして1年以上の交際期間を経て結婚を意識するようになりプロポーズをして結婚!
恋愛交際からの結婚に進むプロセスは、このようなイメージがあると思います。恋愛交際での結婚は時間をかけてお互いの気持ちを少しずつ確認しながら進んで行きますが、結婚相談所での交際にこの流れを当てはめてしまうと、成婚に向けて前に進みにくくなってしまいます。
恋愛交際は結婚と言う答えを出す必要がありません。何年でも恋愛交際をしても良いのです。ですが、結婚相談所は成婚するのが目的です。交際期間も限られていますし、短期間で成婚と言う答えを出すには、ポイントをおさえなければならないのです。
当相談所で活動をする女性会員さまの交際サポートをしていると、お相手の男性が交際中、話さなければならない事ができてなかったり、自分の結婚に対する考えや、交際相手に対する自分の気持の面(相手の良いところや感謝の気持ち)を伝えることができず、ダラダラと交際しているケースを見受けることもあります。
いつまでたっても、何となくな交際が続いてしまうと、女性も交際相手の男性の結婚に対する気持ちや価値観などわからなくなり、その事が原因として交際終了の判断を下してしまいます。
ただ時間だけが過ぎるダラダラ交際は結婚相談所でのステージでは間違った交際方法です。セルマンでは活動をする男性会員さまに、交際になった時に抑えるポイントをお伝えし、実行してもらい、その結果をフィードバックして頂くようにしています。時には会員さまに、何度も確認させていただく事もあります。セルマンで活動をする男性会員さまの成婚率が高くキープできているのは、このポイントを抑えているからです。
特にプレ交際に進んだデート2回目の時にこれが、できているorできていないかで、本交際→成婚までの流れが大きく変わります。またプレ交際2回目~3回目デートをしたタイミングに訪れる交際終了になることを回避できる可能性がグッと大きくなります。
結婚相談所で成婚するために、その内容をお伝えいたします。せっかくのご縁を無駄にしないように、婚活男子には是非ともご確認頂ければ嬉しく思います。
●プレ交際2回目のデートでこのアクション!しておきましょう!
⚫︎交際になったらオートマチックで成婚まで進むことができるだろう!
結婚相談所で活動をしている人の中には「交際に行けば半ばオートマチックで成婚まで進んでいくだろう!」「カウンセラーがサポートをしてくれるから大丈夫!」そう思われている方もいます。
確かに、結婚相談所には、お見合い→プレ交際→本交際→成婚といった流れがあり、ステージに応じたサポートがありますが、交際をして相手を知り、相手からもあなのことを知ってもらわなければなりません。自分で行動しなければ、何もはじまらないのです。
カウンセラーは会員さま個人個人に応じたアドバイスや情報提供をしたり、や交際相手側のカウンセラーと連携を計りながら、活動する方の背中を押したり、会員さまがバランスを崩して倒れそうになった時に手を指し伸ばして支えたりしています。交際においてご本人が行動をしアクションを起こすことは絶対条件で、その上にカウンセラーのサポートがあります。
●短期間で相手のことが好きになれるの?
IBJ(日本結婚相談所連盟)では3ヶ月ルールというものがあり、お見合いから交際に進み3ヶ月以内に成婚の意思表示が必要になります。お互いに前向きな気持ちがあるなどの理由があれば、最長6カ月までの交際は可能です。
実際にセルマンで成婚される方は3ヶ月タイミングで成婚の意思表示をして、その当月か翌月のタイミングでプロポーズをしてご成婚となるケースが多く、中にはお見合いから2ヶ月程でご成婚される方もおられます。期間だけで見ると、そんなに早くに相手のことが好きになれるのか?と疑問に思うはずです。
ですが実際にお見合いから交際に進みお互いを深く知るようになると、活動前に思っていた「短期間で相手を好きになれるはずがない!」はなくなっています。
●結婚相談所での最大の山場はプレ交際
結婚相談所でお見合いから交際に進むプレ交際(仮交際)期間は他の方とお見合いも同時に交際をすることができます。
プレ交際はお相手の事を知るためのお試し期間です。プレ交際期間中お相手には“もしかすると別で交際している方やお見合いを控えているかもしれない”といったライバルの影が見え隠れするような状況です。プレ交際では見えないライバルの中から選ばれなければなりません。
また、プレ交際から真剣交際に進むかどうかの判断基準は3回目のデートを終えたタイミングが1つの目安です。そこから数回のデートをしたタイミングで、5~6回目までのデートで男性から女性に(稀にその逆もあります)「真剣交際に進みたい」気持ちを伝え、OKとなれば真剣交際のステージに進んで行きます。
プレ交際の山場を越え真剣交際に入ると、成婚と言う名のゴールがぼんやりと見えてきます。カウンセラーとしても少しは安心することができます。※安心しきることはできませんが!
このように結婚相談所での山場を乗り越えるにあたり、先ほどにもご紹介したようにプレ交際3回目までが判断基準となります。仮交際を制するものが成婚を制すると言っても過言ではありません。
●交際終了となるのは、プレ交際1~3回目が圧倒的に多い
プレ交際において交際終了になるのは、デート1~3回目までが大半です。プレ交際1回目での交際終了はある意味仕方がないこともあります。それはお見合いのときのイメージと違っていた、なんとなくフィーリングが合わなかったと言う理由です。
ですが初回デートを終えて2回目のデートに進むと言うことは、お互いにもう少し相手のことを知ろうと思っているからです。そして2回目のデートを終えたタイミングでなんとく抱いていイメージや、なんとなく感じ取るものが表層化していきます。総合的に判断してやっぱり交際終了となります。そこには文頭でご紹介したようにライバルの存在があり、そしたライバルとの比較で敗れてしまうケースもあります。
さらに3回目のデートで交際終了になるのは、セルマン的にはモッタイナイと感じます。お相手の方は1回目、2回目とあなたの事を知ろうと向き合ってくれていたのかも知れません。3回目に会うともっと距離が近くなるかもしれない!もっと深く知ることができるかも知れない!そう思ってくれているケースが多いのです。でもそれも叶うことができずに交際終了となるのは残念なことです。ご縁を活かすことができなかった可能性があります。
このように2回目、3回目のデート終了時に交際終了になるのは、全ての方にあてはまりませんが、あなたは相手から選ばれなかったのです。もっとシビアに言うと努力不足です。ライバルに負けてしまったのです。このようにせっかくのご縁のチャンスを活かすには2回目のデートがとても重要なのです。
●プレ交際2回目でしておくべき3つのこと
結婚相談所での山場である仮交際のステージで、セルマンがイチバンに大切にしなければならないと考えるシーンとして、仮交際2回目のデートで何を話すのか?があります。
一般的な仮交際では、初回はランチやカフェで過ごして、2回目は食事デートとあわせてどこかに出かけたり、3回目は1日どこかに出かけたり…となります。そのデートでの会話内容はありきたりな話しをしてなんとなく過ごすケースが多く、無難にデートをを過ごそうとしがちになります。このデートパターンで仮交際を過ごしてしまうと、イイ人なんだけどそれ止まりの人、になってしまいます。また、先ほどにもご紹介したように見えないライバルに交際相手を取られてしまうこともあります。
では仮交際2回目のデートで何をすれば良いのでしょう。
1.自分の現在、過去、未来の話をする
・現在=自分の仕事やライフスタイル、今頑張っていることについて。
・過去=学生時代や社会人になって努力をしたこと、辛いことや乗り越えてきたこと。そしてその経験から何を思ったか。
・未来=これからどのような事をしたいのか。仕事面、プライベート、結婚に対することなど。
このように、現在、過去、未来の話しをお互いにすることで、その人の価値観をさらに感じ取ることができます。既にお見合いの時にこのような話をしているかも知れませんが、あらためて話題にしておきましょう。
なぜ、過去、現在、未来の話しをする必要があるのかと言うと、現在のご自身は過去の努力が作り上げたものです。過去に頑張ったこと、過去に辛い経験をしてからこそ、今があります。
そして今のご自身の努力や頑張り、そして自身に与えられている課題に対してどう乗り越えていくかと言ったことや、ご自身のお考えが、未来のあなたを造り出します。ポジテイィブなことやネガティブなこと両方話すことが大切です。
このように過去→現在→未来の話しをお互いにすると、2人の距離は近くなりますし、もっと相手を知ろうと思うようになります。
2、苦手なこと、嫌なこと、短所をお互いにシェアする
恋愛交際を含め、人と人が知り合い、苦手なこと、嫌なことや自分の至らぬ点(短所)について話すことは、ほとんどないと思いますが、短期間でお互いを知る上で、この話しをしておくことができれば、あなたに対する理解度はグッと増していきます。
女性の方は、自分の至らぬ点や短所を話してくれると嫌な気持ちにならないものです。逆に言いにくい事を話してくれる事に対して、親近感や尊敬の気持ちが芽生えるものです。
いやー僕って〇〇な性格なんですよ。
お恥ずかしい話しですが、〇〇が上手くできなくて。
ついついこんな事をしてしまいがちで。
このような切り出しが男性からあると、女性も同じように
学生時代にあった嫌な事が今も引きずっていて。
こんなことをされるとネガティブになってしまうんです。
このような話が出てくるようになります。
人って嬉しいことや快楽に思うことの価値観は年齢を重ねていったり、環境の変化で変わることがありますが、嫌なことや怖いと思うことは一生変わりません。あえて苦手なこと嫌なことに対して話しをしておくことも重要です。
3.結婚後のイメージの情報共有をする。
結婚相談所で交際になり、女性は男性に対して、結婚観を知りたい気持ちがあります。どのようなライフプランがあるのか、仕事、プライベート、金銭面、子供のこと、両親や兄弟のことなど、幅広くあります。男性の価値観を聞きながら女性も自分の理想とする結婚観を男性に伝えるようになります。
女性から男性に結婚観のことを切り出すことはできにくいものです。女性は男性に結婚観といった深い話ができるように雰囲気作りをするアクションはしています。
「落ち着いたカフェや公園などで過ごそうとする」
「それとなくどんな結婚生活を送りたいか、仕事や趣味などの話から繋げるようにする」
その雰囲気を感じ取ったタイミングで、結婚観の話をするようにしてみましょう。あまり堅苦しく話す必要はありません。
「〇〇さんて結婚した後のイメージとかあります?僕は結婚をしたら休みの日に食料品を買いに行ったり、ありきたりのシーンが幸せに感じたりするんです」
「結婚したら家族で公園に行ったりできたらな!なんて思ってます。〇〇さんはそんなのあります?」
と、さらーっと、語りかけてみましょう。あまり真剣すぎたり、真面目になりすぎずに、「今日は天気が良いですねー」的な感覚で、話してみると、相手の方も、明るく話してくれますし、自分も話しやすくなります。何度もお伝えしますが、真面目な話しをさらーっと、かるーく話す感じでがポイントです。
そんな会話をリラックスして話し会えるようになるだけで、お互いの距離はとても近くなりますし、仮交際から真剣交際に進むときに自身の気持ちを相手に伝えたり、成婚時のプロポーズもスムーズにできるようになります。
●まとめ
このように2回目のデートでしておく3つことのは、恋愛交際のシーンの際の、非言語で感じ取る相手の雰囲気やニュアンスなど、何年も長期交際する上で構築されるコミュニケーションを言語化して体系化させたものです。セルマンのカウンセラーが有するNLP・コミュニケーション心理学から応用させたものです。
知人や友人の人柄や特徴って、長い付き合いから、なんとなく感じ取るものがありますよね。
特に恋愛においては、俺の背中を見ろや、私の雰囲気を感じ取って、という欲求があると思います。また、言葉にしない事が原因で何年、何十年が経っても、相手の思考や行動が理解できない場合もあります。
それならば、自分の事や考える事を言葉にしてしまったほうが、相手もすぐにあなたの事を理解してもらえます。
あの人が無口なのは○○だったから
あの人が自分の気持ちを伝えるのが苦手なのは、過去に○○の経験をしたから
あの人がものすごく社交的なのは実は幼い時に辛い経験をしたからだ
あの人がストイックに物事に取り組んでいて、一見理解しがたいと感じるのは、実はこんなことがあるからだ
お相手に対して○○なのは○○だから、を知ることができるだけで、それまで見えていた相手の印象も大きく変わりますし、自分が相手に抱いていた感情も実は勘違いだった事に気が付いたりするものです。また逆に自分の至らぬところやネガティブに思うことにも理解をしてもらうことができます。
2回目のデートでお互いのすべてを知り理解する事はできません。でもお互いをが理解できる環境を2回目のデートで整えることはできます。
ここでご紹介したアクションをして頂くことで、3回目以降のデートは違ったものになりますし、成婚までもスムーズに進んでいきます。内容の濃いデートが出来れば、交際相手の影に見え隠れするライバルに打ち勝つこともできます。
この山場を乗り越えていきましょう!
このブログをご覧頂いた方がスムーズな交際が実現して頂ければ嬉しく思います。
結婚相談所セルマン代表の中西です。婚活サポートから得たフィードバックを基に独自の目線でブログを書いています。このブログをご覧頂いた方が、これから訪れる出会いのシーンで役立ってもらえたら嬉しいです。