大阪北摂の結婚相談所セルマンです。ブログをご覧頂きありがとうございます。
男女が出会いお互いの事を知るようになると、出会ったばかりの緊張感もなくなり、リラックスして過ごせるようになり、パートナーと自然体な自分でいれるようになるのは誰もが共通することです。特に女性は自分の気持ちを言葉にしやすくなり、この人ならいろんな事を話すことができる、と感じるようになります。
そのような女性に対し、男性は女性ほど自分の気持ちを言葉にして発することは少なく、女性からすると、どう感じているのか、何を考えているのかわからないと感じることがあります。
結婚相談所で男女の出会いも同じで、お見合いをしてプレ交際に進みお互いの事を知るようになり、この人と成婚に進んでいきたいとなると、真剣交際に進んで行きます。ですがそのタイミングで女性側の気持ちの中にある一つの不安が頭を過ります。
それは「相手は私のことをどう思っているのだろう?」「結婚のことどれだけ考えているの?」このような心境になる方は一定数おられます。
それにはある1つの原因があります。交際をしてお互いに成婚(結婚)に向けて前を向いて進んでいるのに、なぜこのような事が起きるのでしょうか。それは男性が女性に対して自分の気持ちや感情を言葉にして伝えていないと言うのがあります。
結婚相談所ではお見合いをしてプレ交際に進み会員さまから3.4回目のデートの報告があると、サポートをするカウンセラーとして「交際が前に進んで行きそう」と感じるようになります。プレ交際をして合わないと感じると多くは3回目までのデートで交際終了となります。(さらにその多くが1,2回目までのデートで終了となります)
3.4回目のデートまで進む方の多くは、ファーストデートを終えた時から「楽しく話しができた」「前向きな話しをすることができた」などポジティブな回答があるケースが多くあります。そして7.8回多くても10回目位のデートのタイミングでプレ交際から真剣交際に進んで行くのが一般的です。
冒頭にもお伝えしていた、なぜ真剣交際に進んだ時に「不安」「相手のことがわからなくなってきた」そう感じてしまうのでしょう。それは男性が自分の気持ちを交際相手(女性側)に伝えていないのが原因としてあります。日々多くのサポートにあたる中で、このケースはそこそこ多くあります。結婚相談所あるあるの中の1つでもあります。
なぜ男性は言葉にして女性に伝えないのでしょうか、その原因として男性心理としてある「言葉にしなくても相手はわかってくれるだろう」があります。婚活カウンセラーである私が会員さまの交際をサポートする上でイチバンに留意する点でもあります。男性が女性に対して自身の気持ちや考えを言葉にできない事がが原因で交際が終わるケースは多くあります。
今回のブログではなぜ男性は言葉にしないのか、そのようにならないために予め男性に対してしておきたいアクションをご紹介して行きます。また、男性も何も言わないようにならないために、心掛けておきたいポイントもお伝えいたします。
結婚相談所での活動を検討する方そして現在活動中の方にもご覧頂ければと思います。
●言葉にしない原因
なぜ男性は女性に対して気持ちを言葉にすることができないのでしょうか。
その理由は以下が挙げられます。
・自信がない
男性の多くは異性に対してどう接して良いのかわからなく戸惑ってます。
「女性の気持ちや考えがわからない」「失礼なことをしていないだろうか」が原因としてあります。出会ってから間もない頃はコミュニケーション不足などから男性は臆病になりやすくなります。
・先延ばしをしてしまう
自分は交際相手に対して好意を持っていますが、どのようにして伝えれば良いのかわからない、と言った心理が働き、その結果「何もしない」という選択肢を選んでしまいます。
何もしない理由として挙げられるのが、時間不一致現象と言われるものがあります。
それは“今よりも未来の方が良いことが起きるだろう”という人間の本能的にある1つの錯覚現象がります。
これは男性だけではなく女性にもあります。このブログをご覧いただいているあなたは「いつかは結婚と思いながら気が付いたら時間だけが過ぎていた」「きっといつかは素敵な人と出会い結婚するはずだった」が理由になっていませんか。
交際も「このまま何度かデートをしたら良い事が起きるだろう。相手が何かしてくれるだろう」という期待感を抱いてしまいます。後回しにしたいという気持ちは結婚相談所での交際でも起こりがちになります。
・男たるもの言葉より態度で示す
男性総じて自分の気持ちや考えなどを言葉にすることは苦手とします。単純に、恥ずかしい、そんな事を言うのは薄っぺらい、嘘く感じる、という気持ちがあります。
また男性は自分の気持ちを言葉にしなければならない、と感じた時の思考回路として「好きだ」「愛してる」といった短いワードをイメージしてしまい、そんな壮大なことなんか言えないと言う結論に至ります。そのような事から、男性は言葉にできない分、態度で示そうとします。でも女性から見ると「態度で示されてもわからない」があります。
<男性>言葉でなく態度で表現をする=<女性>言葉にしないからわからない
男女間でこのようなズレが起きています。
・結婚相談所で出会ってるのだからそんな事なんか言わなくてもわかっているだろう!と言う考え
結婚相談所で入会活動をする目的は「素敵な人と出会い結婚をして幸せになる」という共通認識があります。
活動をする全員がその目的意識を持っていると認識しているので、ここで出会うと言うことは結婚だから、お見合いをして交際を進めればオートマチックな感じで成婚まで進むだろう、と言う考えを持っている方も男性の中には存在しています。
雰囲気で何となく交際をして成婚に進むとだろうと言った考えで活動をする男性の多くは、プレ交際終盤や真剣交際に進んだスグの段階で女性から交際終了の宣告を受けるケースが多くなります。
冒頭でお伝えした、「相手は私のことをどう思っているのだろう?」「結婚のことどれだけ考えているの?」という不安から交際相手に対する不信感のような感情が芽生えてくるようになります。そのような心境になると他の方に目を向けよう、となります。女性の方も無駄な不安を感じて交際を続けようとは思いません。
●言葉にしない男性に対して女性が心掛けたい必要なこと
・男性に緊張感を与えない
女性の方の中には無意識のうちに男性に対してプレッシャーを与えている方も存在します。お見合いや交際時に男性の方とのコミュニケーションを取る中で、1つひとつをきちんと確認しようとする癖のようなアクションを取られる方がいます。
それは直接的に言葉で伝えているのではなく「○○なんですか!」「そうだんですね!」と語彙や語気が強い傾向があります。男性の方からは「気が強そう」「目踏みされているようで嫌だ」と言った印象を受けてしまい、そうなると男性からの自己開示は難しくなります。
「相手が気持ちを言葉にしてくれない」は「あなたが気持ち言葉にさせていない」となっていることもあるので、男性の方には柔らかい表現や言葉遣いを心掛けましょう。
・プレ交際では受け身にならない
プレ交際で何度かデートをして楽しく過ごせていても、男性からの積極性に身を任せているだけになるのは注意が必要です。
私の事をどれだけ好きか推し量ろうと受け身ばかりになると、交際相手の男性も「あなたのことがよくわからない」と言う印象を受けてしまします。そうなると男性もあなたに対して警戒心を抱いてしまいます。
お互いの気持ちの距離感が一定以上は近くなりませんので、女性からも積極性を出すようにしましょう。
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・積極的な自己開示
先の話しの続きになりますが、女性側からも積極性に自己開示をする必要があります。それは交際相手に対して「ありがとう」「嬉しい」などを言葉にしたりデートで食事などご馳走になった時には次回のデートでちょっとしたプレゼントなどを渡ししたり、言葉とアクションで感謝の気持ちを男性に伝える事はとても大事です。
また交際時デートも自分から「○○に行きませんか」とか自分から切り出してみる事も必要です。個人的には直近のタイミングで時間が合えば仕事終わりに会いませんか?とアクションを起してみるのもイイ事だと思ってます。
※男性のお仕事などの都合もあるのでお断りされるのは理解した上で敢えてするとことで、男性に好意がある意思表示をすることができます。
もちろん「忙しい中お誘いしてごめんなさい」とお伝えする事はマストです。
・交際相手に好意があることを言葉にする
プレ交際に何回かデートをして男性に対して好意があるのなら、思い切って自分の気持ちを言葉にして相手に伝えてみましょう。
「出会った時からあなたに対して好意があります」「これからも〇○さんと交際を続けて行きたいです」このように女性から好意があることを伝えられると、男性は気持ちが一気に前に進みます。プレ交際ではあなた以外にも同時交際をしている女性がいる可能性もあります。
目に見えないライバルよりも先手を打つと言う考え方もできます。実際にセルマンで早期成婚をされる方や交際がトントン拍子に進む方はこのアクションをしていますし、私も告りましょう!と背中を押しています。
あなたから男性のやる気スイッチを押してみましょう。
●言わない男子にならないために押さえておきたいポイント
・なんとなくデートはしない
お見合いからプレ交際に進み、初回はランチやカフェでのデート、2回目は夜ごはん、3回目は映画を見て、4回目は神社仏閣や美術館でのデートといった「○○に行く」と言ったデートをするだけでは、お互いの距離感は一定以上近くはなりません。
結婚相談所でのプレ交際はお互いの人柄や価値観に触れるためにあります。お互いの結婚観に関すること(ライフスタイルや仕事、金銭感覚など)を早いうちから話し合う事はとても重要です。結婚相談所での活動目的は成婚をして結婚をすることです。
ダラダラ交際をしていても前には進みません。女性もこのことは理解しています。早い段階で時間をかけて話しをして価値観をシェアできれば、そこからのの交際は楽に進みます。先に大事な話をして、情報共有をして色々な所でデートをすればイイのです。
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・男だったら真剣交際に進む時に自分の気持ちをハッキリと伝える
プレ交際から真剣交際に進む時に、真剣交際に進みたい旨を伝えようと思いながら、伝えられていない男性は多くいます。真剣交際に進む前のタイミングでは双方カウンセラーも「次回のデートで真剣交際の話しが男性からある」といった情報はあります。
実際にあるケースとして、サポートをする女性会員がデートを終えた際に、交際相手からの真剣交際の話しはありましたか?と聞くと「そのような話しがなかった」「なんとなくそのような話しがあったかも」と話されますが、男性側のカウンセラーからは「真剣交際の話しをしてOKをもらった」という報告を受けることがあります。完全に女性側と男性側にズレが生じてしまっています。
あらためて女性会員さまに確認をすると「これからもよろしくお願いします」「引き続きお願いします」と言われ何のことかよくわからなかったけど、リアクション的にこちらもよろしくお願いしますと言いました、とお話しになられます。またそのお話しがデート終えた別れ際の電車の扉が閉まる直前で言われたり、駅の改札で別れる際に改札を出た先で言われたりと、取り敢えず言った感がある伝え方をしています。
女性に対し真剣交際に進みたいと言葉にして伝えるはプロポーズのリハーサルのようなものです。真剣交際に進む時に話しができていないとプロポーズをするハードルはさらに高くなります。またその話しをしていないあなたに対して女性は「私との交際をどう考えているかわからない」「交際相手は結婚する気があるの?」といった感情が出るようになります。
真剣交際では交際をして自分はどう感じたか、これからどのようになりたいか、交際相手に対するあなたの気持ちも言葉にして女性に対して時間をかけてじっくりと伝えるようにしましょう。
・プレ交際時の交際状況やデートの感想などをカウンセラーと情報共有する
結婚相談所での活動をする上でカウンセラーとの情報共有はとても重要になります。
IBJシステムにはデート報告機能があり、デート日やどこに出掛けるといった内容を記載する箇所があります。また振り返りを記入する箇所では、デート内容を記録することで見返すことができたり悩んだ時にも見返すことができます。
そん時のタイムリーな自分の気持ちなども書くことで頭と心を整理することができます。デート報告機能はカウンセラーとも情報を共有しているので、カウンセラーからも会員さまの交際時のお気持ちを知ることでより具体的なサポートを受けることができます。
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●まとめ
結婚相談所での最大の山場はプレ交際から真剣交際に進む時で、ここで何となく前に進んでしまうと成婚までのハードルは高くなってしまいます。結婚相談所での交際期間に限りがあります。普通の男女の出会いにある恋愛交際ではありません。
プレ交際のステージに進んだら男性女性に関係なく、積極的に自分を出し相手を知ることが必要です。結婚相談所に身を置いているということは、雑な表現ですが結婚相手を探していると言うことです。
交際相手に、自分の欲求を満たしてくれるかどうかを待つのではなく、「僕は私はこんな考えを持っているけどあなたはどうですか?」のシェアをするのがプレ交際で必要なアクションになります。これができているとプレ交際から真剣交際に進む山場も楽々と進んで行き成婚までもスムーズに進みます。
結婚相談所には目に見えないライバルがたくさんいます。プレ交際は複数交際もお見合いもすることができます。いざ真剣交際に進みたいと思ったタイミングで別の交際者に取られてしまうこともあります。
ライバルに大事なパートナーを取られないためにも、ここでお伝えしたアクションを実行しましょう。そうする事で自分の気持ちを言葉にできない問題はクリアできるはずです。このブログをご覧いただいた方に良縁のチャンスが活かされることを願ってます。
結婚相談所セルマン代表の中西です。婚活サポートから得たフィードバックを基に独自の目線でブログを書いています。このブログをご覧頂いた方が、これから訪れる出会いのシーンで役立ってもらえたら嬉しいです。